繰り返されるβグルカンきのこブームの背景

世の中に最も多くの種類が流通しているのはβグルカンの健康食品だろう。

アガリスク、舞茸(まいたけ)、ハナビラタケ、カバノアナタケなどキノコの健康食品・サプリメントは、何にでも効く奇跡の万能薬のごとく、非常に大げさな広告宣伝で売られている。]

そして、キノコ健康食品の特色として、次々と新商品が現れては消え、栄枯盛衰が激しい。数年おきに新しいキノコのブームが巻き起こるのだ。近年では「ハナビラタケ増強食」の雑誌広告を目にすることが多い。

こういったキノコブームが発生する背景は、がんが治るといった大げさな宣伝ほどは実際には効果がでない、しかし金額は非常に高額であるがゆえに続かないこと。つまり本当に価値が無いゆえに、継続し、永続される商品にならないのだ。

このことは販売する健康食品業者が一番知っている。だからこそ、業者側も商品を数年毎に入れ替えることで、ブームを演出し、売り逃げを繰り返しているのだ。

今や、βグルカン(ベータグルカン)の健康食品の中でキノコを原料とした製品ほどに価格と真価が釣り合わないものは無いだろう。ましてや、ブーム、流行のキノコには有効な商品は無いと考えるのだ妥当なのだ。