βグルカンの含有率、純度、連鎖分析

βグルカン(ベータグルカン)の含有率・純度は、高いほど効果も望める。同じく不純物は少ない方がβグルカンを効率よく摂取でき、副作用の危険性も排除できる。

最新のβグルカン サプリメント・健康食品の品質は、キノコ原料ではハナビラタケが40%前後、パン酵母原料では85%前後が最高値である。 しかし、βグルカンの分析は容易では無い。かなり経験のある信頼性の高い検査機関でないとβグルカン含有量の計測は誤差が大きいのだ。また、悪質な業者では、βグルカンの分析も省略して、任意の含有量を宣伝しているところもあるそうだ。

βグルカン含有量は数値もしくはパーセントで表記されるべきだ。計測できる数値を表記しない商品はまず選択対象から外されるのだ妥当だろう。 さらには、販売者以外の第3者による計測が公明正大であることは間違いない。 なお、βグルカン(ベータグルカン)の中でも最も重要な成分であるβ1,3Dグルカンは、さらに難易度の高い「連鎖分析」という高度な分析が必要となる。この分析を正確に実施できる研究機関は非常に限られているのだ。

連鎖分析を省略してβ1,3Dグルカンの含有量を宣伝している商品は疑わしく、また自社検査だけで数値表記している販売店も同様と見做されるべきだろう。βグルカンの効能を左右する主要成分はβ1,3Dグルカンだけなのだから、これ以上に重要な比較ポイントは無いくらいに重要だ。

有効成分β1,3Dグルカンの検査が中立な第3者機関で実施されていることが、βグルカンの購入に際しては最も重要視されるべき事象なのだ。