βグルカン(ベータグルカン)の副作用

「健康食品だから副作用が無い」という無責任な説明(宣伝)をする販売店の多いことが憂慮されている。

現実には「健康食品にも副作用は在る」。むしろ「副作用も効果も無い健康食品」が多いことが最大の懸念だとも言えるだろう。もちろん健康食品の多くは深刻な副作用など無いだろう。しかし、「副作用の無い健康食品」が多いことと、「健康食品だから副作用が無い」ことは「必要十分な論理関係」では在り得ない。

「副作用が無く、効能も無い健康食品」が非常な高額で販売されている苦情・被害は減る気配が無い。アガリクス茸の健康食品が発がん性を理由に大々的に商品回収などの事件に発展したことは記憶に新しい。(原因は栽培土壌の重金属汚染だった)

品質の悪い健康食品、テストが不十分なサプリメントが健康被害を起こす理由は、
1. 実績の乏しい成分を採用し予期せぬ副作用が発生する場合
2. 既知の有効成分でも精製度が低いために不純物が副作用を引き起こす場合

利用履歴=実績が多く、精製度合が高い健康食品・サプリメントであれば、副作用の危険性はほぼ無いと言える。βグルカンという成分は非常に長い歴史が証明しており、あとは不純物のリスクを回避するための精製度が高い商品を選択する必要がある。

しかし、「副作用が無いから健康食品」「健康食品だから副作用は無い」などの無責任な解説をする販売店の商品だけは、回避するできだ。少なくとも副作用の発生する理由、回避できる理由までも正確に把握説明を受けることは、体内へ入れる物質に対しては把握せねばならないからだ。